夏休み、あっという間に終わってしまいましたね!
宿題は全部終わっていましたか?

最後の方に焦ってやっていて
「何で計画的にできないの!」とケンカになってしまったご家庭も多いかもしれません、、、
夏期講習は頑張って行っておられましたか?
「行っていたけれど、家に帰るとスマホやゲームばかり触っているのです。」
「行っていたけれど、やる気があるのかないのかわからない!」
「うちは皆ほど頑張って勉強してないから・・」
などとマイナスばかりしか、みていないお母さんもいます。
そしたら逆に聞きたいのです。
「勉強されていませんか?」
「夏期講習行ったり、自習に行ったり、自宅で勉強していませんか?」
「いや・・・学校や塾に行くのは当たり前だから・・・受験生なんだから勉強して当たり前だから。
それに夏期講習~。高いお金を払っているのだから行って当たり前じゃない!」
そんな回答が帰ってくるかもしれませんね。
子どもが息抜きの時間にしている事ばかりを突っ込んで、子どもが実際に頑張っていることを認めてあげてないって思いませんか?
頑張っていることを「あたりまえ」と処理してしまう。
そして頑張ってない頑張りが足らないって言う。
そしたら子どもは、
「どうしたらお母さんは認めてくれるの~?」って思いませんか?
受験直前にかなり重要になってくるのがお母さんと絆ができているかということです。
具体的に言うと
お母さんがどれだけ信じてあげているか認めてあげているかが、お子さんに伝わっているか
ということです。
え~?
受験にお母さんなんて関係ないじゃないと思われるかもしれません。
でも・・・
受験が近づくとお子さんが今まで味わったことがないほどの恐怖が押し寄せてくるかもしれないのです・・・
今まで頑張ってきたことがこの1回のテストにかかってくる・・
塾でも受験まであと〇日とか貼りだされる。
これは中学受験でも大学受験でも同じです。
大学受験は大きいからこそ、中学受験とはまた全く違って、その1日の重要性の重みがのしかかってくる・・・
日々のストレスを発散できることが、次の頑張りにつながっていくのです。
だからこそ、おうちはストレス発散の場所にしてあげて欲しいのです。

執筆者
藤田敦子
ぺたほめ医専アカデミー代表。日本心理学会認定心理士・日本心理学会正会員。

京都府立医科大学に現役合格した後、現在は医師として活躍中