私は小学校六年生の2月に京都医塾に入学しました。はじめは数学、英語、国語の三科目を受講していましたが、高校生の時から理科、社会も受講しました。京都医塾に通っていて良かったことを、実際の経験も交えながら書かせていただければと思います。
まず「各教科一人ひとりに合わせた授業」です。学年ごとに集団授業が設けられていましたが、京都医塾では自分の理解度に合っていなかったり、苦手項目を補いたい時に個人授業を受講することができます。具体的には私自身、数学と物理が得意で周りより少しでもリードしたいと思い、高校2年生の時に個人授業を受講しておりました。
その反面、苦手科目であった国語や英語に関しては、二次試験直前に弱点克服のため追加で個人授業を受講しました。その結果、本番の二次試験では得意科目では高得点を、苦手科目では平均点近く得点することができました。
次に「先生と生徒の適切な距離感」です。先生方は授業後に講師室で待機されていることが多く、気軽に質問できる環境が整っています。京都医塾では年に数回3者面談があります。面談では今までの模試成績、各教科の担当講師からのコメントを見ながら、今後の方針について相談します。私自身、成績が伸び悩んだ時期がありました。しかし、生徒講師間での信頼関係も保ちつつ、どんなことでも相談に乗ってくれる先生が常にいてくれるからこそ、科目横断的に今後の方向性について相談でき、いわば受験の総合力を身につけることができました。
最後に「今でも活きる経験」です。私は現在医師としての第一歩を踏み出しています。まだまだ駆け出しで分からないことも多い中、日々一歩ずつ着実に成長しております。今このように頑張れるのも受験という経験、ひいては京都医塾での経験があったからに他なりません。
目標に向かって必死にもがきながら突き進んだ経験は一生の宝です。日々小さな目標を掲げて一歩ずつ前に進んでいけば必ず道は開かれます。合格目指して頑張ってください。
理想を強く持ち続けて努力する
京都医塾は生徒と講師の距離が近く、いつでも気軽に相談できます。私も勉強に手がつかないとき、よく悩みを相談しました。私がここで学んだことは「理想を強く持ち続けて努力する」ということです。私の場合は、他の科目に比べて京大の受験に必要な国語の成績が格段に劣っており、模試で偏差値40台の時もありましたが、志望校を変えることなく学習を続け、最終的に国語は得意科目と言えるようになり、本番では幸先のよいスタートを切ることができました。これは支えてくれた先生方のおかげだと思います。