講師紹介

榊原 久芳

榊原 久芳
化学
榊原 久芳
京都大学 理学部

教科内容そのものに興味がもてるよう、工夫を凝らして

メッセージ

message

人間とは勉強するものです。何故ならそれが人間の本能だから。ただ、自分が興味を持てない事に対しては、必要と頭では解っていてもなかなか勉強が進まない。これも当たり前の事です。「化学」を教えるようになって長いですが、短期間で目覚ましい成長を示してくれた生徒は例外なく「化学」の内容に興味をもち、少なからず「化学」が好きだと言ってくれた人達だったように思います。まだまだ拙い授業ですが、標本や模型、演示実験などを駆使して教科内容そのものに興味がもてるよう、工夫を凝らして授業を進めます。

感動エピソード

episode

春先に授業を始めた時点ではおよそ話が通じなかった生徒さんが、受験直前の時期には教科内容について対等に話ができ、議論ができるまでに成長し、当然のごとく、志望校に合格、胸を張って進学していく様を見る。長らく塾、予備校の講師を経験して既に何度も経験していますが、この喜びを得るために現在もこの仕事を続けています。何人かの方は予備校のチューター、非常勤講師などとして教える側に回っていますが、つい先達ても教え子の一人が教員採用試験に合格し、春から高校の教師として「化学」を教えると報告してくれました。私の拙い授業がきっかけで「化学」の面白さを知り、授業の面白さを知ったと言ってくれていた殊勝な生徒さんです。誇りに思います。嬉しい限りです。

プロフィール

profile

静岡県出身です。中高と吹奏楽部所属でEuphoniumを吹いていました。大学生時代は、虚弱体質で、いざという時に力が出せない、集中力が持続しない、等の欠点を克服しようと、当時興味があった中国拳法の関連で太極拳同好会(一楽庵太極拳、形意拳、八卦掌)に所属、基本週末のみの活動でありながら体質的にかなりの改善が見られ、体を動かす事を習慣化していた間はほとんど病気とは縁が無かったように記憶しています。郷里に帰るのをきっかけに辞めてしまい、続けていればあるいは今の醜態をさらさずに済んだのではないかと後悔しきりです。大学院生のときに非常勤講師として教壇に立って以来、長らく私塾、予備校の世界で「教える」仕事に携わってきました。勉強方法で悩んでばかりで先に進めない生徒さんに時折出会いますが、まず始めること、続けることだと思います。今自分が取り組んでいる事を信じてやり切りましょう。私が言うのも何ですが、一つの事を継続してやり遂げて下さい。光陰矢の如し。少年老い易く学成り難し。です。迷っている時間がもったいない!なにより、まずは学習にとりかかることです。出来得る限りのサポートをします。