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勉強するときには、『なぜそうなるのか』という疑問を持つことが重要です。その疑問に対する答えや理由、意味が分かると、あなたの理解はより深く、忘れにくいものになり、時には『一生モノの知恵』にさえなります。『なぜそうなるのか』、自分で考えたり調べても分からなかったら、ぜひ質問して下さい。本質的な理解を得ておくことは、入試においてもその後のキャリアにおいても、あなたをシッカリと支えてくれるはずです。
生徒さんから、想定外の質問を受けることがあります。中には生物学的に本質的でない質問もありますが、中には大学の研究レベルの本質を突いた質問もあり、それを専門書などで調べて答えると、質問をした生徒は心から納得をして、知識を自分の血肉にしてくれるのが分かります。そんな時は『この仕事をしていてよかったな』と思いますし、そんな勉強の苦楽を共にした生徒さんが希望する大学に進んでくれることが、何より嬉しいですね。
宇宙の永遠の真理を探究したいと思い、理学部へ進学。文系の学問にも興味を持ち哲学や経済学などもかじり、『生物学をより深く知るためには人間の歴史や思想も学ぶ必要がある』ことを知る。また、大学ではサイクリング部に入り、南は沖縄から北は北海道まで日本中を自転車で旅し、気候などの環境条件の違いによって土地ごとに様々な生態系が成立していることをその目で見てきた。卒業後、高校で13年にわたって生物を教え、生物部では学校の裏山で斃死していたタヌキを生徒と一緒に解剖し、全身骨格標本の作製を指導するなど、実体験に基づく生物教育を行う。生物を教えることに一層集中したいと思い、2015年にTopsの講師となる。授業では、『なぜそうなるのか』を理解させる教え方に工夫を凝らしている。