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理科は体感することで新しい発見や感動を得られる科目です。ただ用語だけを苦労して暗記したところで、しんどいだけで何も楽しくないでしょう?でもその中身は、必ず身の回りに存在する「何か」の現象にちゃんと繋がっていて、本当に理解できたら色んなことが説明できてとても楽しいんです。興味を持てることになら、人はたくさん頑張れます。だから、新しいことを知ること理解することを面白いと感じてもらいたいし、そのために表面的な言葉だけじゃない知識を伝えられたらなと思っています。
高校で生物を選択する人は、ほとんどの人が大学でも生物に触れることになります。大学に合格して、しばらく経って顔を出してくれた生徒さんに学校の状況を聞くと、大抵「生物は大丈夫」という言葉が返ってきます。どういうことかと詳しく尋ねると、「もう基本はわかっているし」「新しく加わった範囲だけ積み重ねればいいだけだし」「その重ね方はもう理解しているし」とのこと。受験だけで終わらない、その先に繋がる学び方を身につけて実践してくれている、ということが講師としては喜びを感じるところです。
子供の頃から生物に対して並々ならぬ好奇心を持ち、あらゆる生物・生命現象に対して慈愛の心を持ち、大学卒業後も専門知識を磨き上げるべくNPO法人プライメイト・アゴラにて研究に没頭する。転機が訪れたのは、久しぶりの京都訪問のとき。京都大学時代の盟友である岡(化学科講師)と再会し、熱烈なスカウトを受け京都医塾 生物科に就任。圧倒的な知識を武器にあらゆる入試問題を解き明かす京都医塾の知恵袋的講師。趣味は科学館めぐり。常に最新の生物に触れ、それを生徒たちに伝えるのが何よりも楽しみ。