京都医塾 現役生科 コラム

医学部受験で力を入れた科目は?

医学部受験で力を入れた科目は?

息子2人京都府立医科大学医学部現役合格。
「ぺたほめ」で自信とやる気と人生を楽しめる子どもで日本中いっぱいにしたい!藤田敦子です。

医学部受験を目指している皆さん、中学高校でどの科目に力を入れたのか知りたくないですか?

日経メディカルの「医学部進学ガイド」の中で、現役医師1000人に「受験勉強において力を入れた科目」を聞いたアンケート結果があります。

これを見て皆さんはどう思われますか?

【引用】 徹底調査!現役医師1000人に聞きました! Part4-中高時代に学んでおくべきこと(『日経BPムック2017/日経メディカル「医学部進学ガイド」  』(2016年10月発売))
https://medica-pedia.jp/doctor_articles/archives/38

「数学に一番力を入れているんだ~。」
「意外と理科も大変なんだ。」
「やっぱり英語は大切だよね。」
など色々思われたでしょうか。

医学部の場合、理数系が重要になってくると思います。
高レベルな戦いになるのは間違いないですけれどね。

大学入学共通テスト(旧センター試験)で9割を取れないとかなり大変だと思います。
合格最低ラインとかでチャレンジは可能ですが、合格の確率はかなり低いです。

うちの息子たちはセンター試験(現共通テスト)では長男は数学満点。次男は物理、化学満点。←ちょっと自慢です(笑)

大手の塾では理科は高校2年生から習います。
しかし、うちの息子たちが通っていた京都医塾では物理、化学を高校1年生からしてたところが勝因の一つだと思います。

中高一貫校に通っていても皆さん早くから塾に行ってる方が多いです。
うちは長男は中3の終わりから、次男は中2の夏から塾に行きました。

「医学部進学ガイド」には現役医師の方のメッセージが載っていました。

●医師は一生勉強です。勉強が好きな人でなければ務まりません。それでいいという人だけ医者になってください。

●人のために人生を捧げる覚悟がないならやめて欲しい

●どんなに優秀な医者でも仲間がいなければ仕事は成しえません。身の回りの友達を大切にしてください。家族を大切にしてください。

●勉強も大事だが、部活動や友人関係を十分に学んでから医師になって欲しい

●人間性を見失った医療はロボットに取って代わられても何ら不思議ではない。医師を見ざすのであれば人間性を磨いてほしい。

【引用】 徹底調査!現役医師1000人に聞きました! Part4-中高時代に学んでおくべきこと(『日経BPムック2017/日経メディカル「医学部進学ガイド」  』(2016年10月発売))
https://medica-pedia.jp/doctor_articles/archives/38

息子たちは医師国家試験は、医学部受験より大変と言っていました。

医学部は定期テストも難しいので留年も多いです。また、大変な職業なので安易な考えだと医師になってからが大変かなあとは思います。

医学部受験には「本気の覚悟」が必要ということです。頑張ってくださいね!

執筆者

藤田敦子

ぺたほめ医専アカデミー代表。日本心理学会認定心理士・日本心理学会正会員。

左:藤田凱斗さん(長男)、中央:藤田敦子さん、右: 藤田賢冴さん(次男 )
京都府立医科大学に現役合格した後、現在は医師として活躍中

藤田敦子オフィシャルブログ