京都医塾 現役生科 コラム

合格のために母としてしたこと

合格のために母としてしたこと

息子2人京都府立医科大学医学部現役合格。
「ぺたほめ」で自信とやる気と人生を楽しめる子どもで日本中いっぱいにしたい!藤田敦子です。

高校3年のお母さん、きっとドキドキはらはらでしょうね。
「受験本番まであと一年もない。この成績で大丈夫?」
「だんだん緊張してきた~。」

私もそうでした。
でもお母さんの緊張を感じさせたら、子どもにプレッシャーを与えるからダメなんですよね。

次男が高校3年生の時、すでに長男は医学部に現役合格していました。
もちろん自分も兄に続こうとプレッシャーを感じていたと思います。

学校でも塾でも周りは
「今度は君の番だね」
「お兄ちゃんより成績いいから絶対に受かるよね」
などとプレッシャーをかけるのです。

私は「やめて~」って心で思っていましたが、周りはそんなことお構いなし
そんな中で本人は、相当のプレッシャーと戦いながら頑張っていたと思います。

私は「勉強しなさい」とは決して言いませんでした。
私までプレッシャーを与えてはだめだと思っていましたから

「いつも頑張って勉強して偉いね♪」
「学校行って、塾行って頑張ってて偉いよね~」
と言っていましたよ。

私も、心の中ではドキドキはらはら
でも、決してこれを息子に悟られてはいけないと思っていました。

「日曜日、一日家にいてもなんか落ち着かない!」
「でも私は応援するしかない!」
そんな時思いついたのです。

親である私も気晴らしをしなければ、プレッシャーで心から応援できなくなるかもしれないと・・・

そして、始めたのが
『御朱印帳』

まず初めはやっぱり「北野天満宮」

北野天満宮で御朱印帳 を購入!
1ページ目は「北野天満宮」

北野天満宮は受験の神様
小学校の頃から毎年ここのお守りをかばんにつけて信じていました。

家でドキドキ、はらはらしているばかりだと、頑張っている子どもにいらないことも言ってしまいがち!
気晴らしと、神頼み!一石二鳥!

この 『 御朱印帳 』のおかげで
「私も子どものために頑張っているんだ」
と思えました

自分も役に立っているという、自己満足の事実が1ページ1ページ目に見えて増えていきました。
お寺巡りの気晴らしも兼ねていて、私は我ながら良いアイデアだと思いました。

「皆さんに御朱印を集めて~」
と言っているわけではないのですよ。

お子さんへの小言が少しでも減るように
頑張っているお子さんの邪魔をしないように
何か集中できることを探して欲しいだけなんです。

役に立っていると勝手に思える証として、私の気持ちを楽にさせてくれるには「御朱印帳」は最適でした。

頑張っているお子さんの足を引っ張るマイナスの声掛けは、決してしないでくださいね!

執筆者

藤田敦子

ぺたほめ医専アカデミー代表。日本心理学会認定心理士・日本心理学会正会員。

左:藤田凱斗さん(長男)、中央:藤田敦子さん、右: 藤田賢冴さん(次男 )
京都府立医科大学に現役合格した後、現在は医師として活躍中

藤田敦子オフィシャルブログ